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2010.5 高崎山にて撮影
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by mizzypon | 2010-05-17 12:09

「なおえつ茶屋」のこと 

6月12日(金) 大阪23:27発の『急行きたぐに』にて新潟へ。 車中泊。
6月13日(土) 直江津5:56着。そのまま「ほくほく線」直通・六日町行き列車で移動。
目的地は『愛・天地人博』。

その後、再び「ほくほく線」にて十日町経由、直江津に戻る。
この時点で午前11時ぐらいだったかな?
直江津駅で下車。 そこから伸びる商店街をぶらりと歩いてみるのだけど・・
町の中は、ちょっと閑散としたかんじ。 う~ん。 どうしたもんかな・・。

そういえば今朝はコーヒーを口にしていない。 自宅で毎朝飲んでいるドリップコーヒー。
頭によぎってしまうと、どうしても、どうしても美味しいコーヒーが飲みたくなる。
そこでふと目に留まったのが「なおえつ茶屋」の看板。
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コーヒーの文字を眺めていると・・「自家焙煎でおいしいですよ!」と元気な女性が出てきた。
なかを覗いてみると・・・いわゆる「町のコミュニティースペース」を兼ね備えた場所のようだ。
武雄の「まちなか案内所」の雰囲気にも、ちょっと似てるかな。

よし、入ってみるか。
さっきの元気な女性、肝っ玉お母さんが出迎えてくださった。
そしてここからの約半日が、今回の旅でとても思い出深い時間となる。

●店の棚には、品のよい木工作品やハガキ類、蜜蝋キャンドルなどが並んでいる。
 すべて、地元直江津の人たちの手作り品だそうで。

●入り口のすぐそばには直江津情報のチラシがいろいろと。
 雑然と並べられているけれど、よく見ると「地産地消」とか「クラフト展」とか。
 ここで「あ、私この町好きになりそう・・・」と思った。

●店の奥には、小さな図書館のようなスペース。
 どうやら直江津住民の方々の寄贈によるもののよう。夕方になると子供達でいっぱいに。
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 (これほど子供達が居るのに静か。学校帰りに立ち寄り、思い思いに宿題をしたり本を読んだり。あ、外の小さな公園でバスケをしてた子が戻ってきた。勉強を教えあっている姿などは、なんだか寺子屋みたい。仕切りカーテンで「お客さんもいる」共有スペースだってことを暗に学んでいるのが分かる)

●その図書館スペース横には「駄菓子コーナー」。
 ここは、なんと子供たちが自ら管理をしているスペースらしい。
 手作りの「クジ」があったりして、50円とか100円とかを握りしめた子供たちがやってくる。

●なによりも、この茶屋の目玉はお母さん
 茶屋がオープンしたのは結構前だが、この2代目お母さんが引き継いでからはまだ長くないらしい。
 それでも、もうこのお母さんの存在感に圧倒された(笑)。
 なんといっても、元気がいい。 とても細身のお体なのに、動く。動く。ほんとによく動く(笑)。

●そうこうするうちに、美味しいコーヒーが。
 自家焙煎というだけあって、確かに美味しかった。

●そしてお母さんと話をするうちに、なんだかとっても不思議なご縁を感じ始める。
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お母さんの娘さん、secoさんはオーストラリアにご縁のある方で、蜜蝋キャンドルを作っておられる。
 この日はちょうどクラフト展開催中で、茶屋にはいらっしゃらなかったけれど。

●secoさんのキャンドルを使ったキャンドルナイトが、茶屋を毎夜美しい空間にしてくれているそうだ。
 ムーディーな雰囲気には程遠い我が家、去年の七夕珍事を思い出してちょっと笑ってしまったが・・
 secoさんのコーナーに、我が家でもお世話になっている「生活の木」のアロマオイルを見つけた。  

●そして再び、茶屋のお母さん
 なんと、旅先で出逢ったギター青年を直江津まで呼び寄せてしまったらしい
 しかも、その青年との出逢いは@九州だったらしい。

●こんなパワフルお母さんとの出逢いのおかげで、
 私は直江津の地がどんなところなのかを知りたくなった。
 正直、閑散とした商店街を素通りしただけでは、こんな気持ちにはなれなかったと思う。
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  (実家の母が、とても大切にしている言葉に、この茶屋で出合ってビックリ。
   「娘が大好きな言葉なのよ」とお母さんに言われて、さらにビックリ。)

 
●茶屋でレンタサイクルを借りて数時間、ぶらぶらと直江津散策にでかけてみる。
 そしてこの散策中にも、とてもありがたい出逢いに恵まれることとなる。
 立ち寄った先でいただいた、おばあちゃんのほうじ茶が心をあったかくしてくれた。 
 「○○に行ってみたらいいよ」と教えてくれた、お母さんのおかげだ。

●茶屋に戻ってお母さんに握ってもらったオニギリとお味噌汁の、おいしかったことといったら!
 天地人に出てきたオニギリにちなんで、お米にもとてもこだわっておられる。 そして味噌汁の味噌・・・
 なんとまぁ、地元直江津のおじいちゃん(90歳を越えてる!)が手作りしてるものなんだと。

そんな傍には編み物してるお姉さんもいれば、地元ツウの楽しい青年クン、そして沢山の子供達。
地元の人にとっての憩いの場は、旅人にとっての交流の場にもなるわけで・・。

わたしたちのやりとりの合間にも、私と同じような旅人さんたちがちらほら。
そのたびにお母さんの元気な声が響く。  

 やっぱり、旅には人との出逢いが欠かせない。 

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(帰ってから絵葉書を出そうと思い、直江津の海辺に書いた。
文字は波で消えても、思い出にはしっかり残る。そんなご縁だったから。)


なおえつ茶屋内図書館に関するニュース(上越タイムスにリンクしています)

secoさんのこと、キャンドルナイトのこと(同じく、上越タイムスにリンクしています)

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by mizzypon | 2009-06-16 11:34

旅アルバム 2009.6.12~14

今回の旅も、行く先々でのインプット量がとても多かった。
五感のすべてがフル作動していたような・・・。
この喜びや感動をここにアウトプットするには時間がかかりすぎる(笑)。
それぐらい、実に様々なご縁に恵まれた3日間だった。 
ということで、今日はとりあえず箇条書きメモ。 必要に応じて小出しする予定(笑)。

初日:和歌山
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 ●和歌山電鉄周遊(たま電車、いちご電車、おもちゃ電車)
   ・・・列車デザインの面白さはもちろん、ここで得た人とのご縁も良かった!
 ●伊太祈曽神社(木の神様)参拝
   ・・・ここは予定していなかった場所だけど、今回は間違いなく「引き寄せの縁」だったと思う。
 ●なぜか夜は神戸まで移動、牛食
 ●急行きたぐににて、大阪~新潟を移動。車泊。
   ・・・「もうそんなに若くはないんだぢぇ」と思いつつ、またもや移動+睡眠=時間の有効活用(笑)



二日目:新潟
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 ●天地人博(六日町会場)
 ●地元のスーパー散策
  ・・・旅先での楽しみのひとつ。 こっちでは見かけない生鮮食品を見るのが大好き♪
 ●ゆめぞらⅡ号で車内も満喫
  ・・・「トンネルを抜けると、そこは・・・」じゃないが、ひたすらトンネルの続く「ふくふく線」。
    それを有効活用して車内シアターに仕立てた列車。 やっぱ、アイデアで何だってできるのね。
 ●なおえつ茶屋
  ・・・今回の旅で一番思い出深い。たまたま立ち寄った場所がふるさとになるって、こういうこと。
 ●上越市直江津(なおえつ)、レンタサイクルで散策
  ・・・とある場所で、おばあちゃんにホウジ茶をいただいた。とても、おいしかった。 
    いい出会いに感謝。



三日目:福井
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 ●若狭塗箸探訪
  ・・・ようやく、念願かなって「ちりとてちん」めぐり♪♪したけど、熱は随分と冷めていた(涙)。
    ともあれ、若狭塗箸の美しさに感動した!
 ●若狭湾周辺、レンタサイクルで散策
  ・・・その土地の暮らしぶりを知るには、やっぱりレンタサイクルが便利。 4時間たっぷり、探訪!

 

行き先だけを見ると、3日間でかなりの広域闊歩。 
実際、列車の中ですごした時間はかなり長かったが、おかげで新しい本を2冊、熟読できた。 
そして・・・よく寝た(笑)。

そう言いつつも、行く先々では案外のんびりとした時間を過ごせたし、出逢いも本当に多かった。
そして今回、とても嬉しかったのは・・・。
「あ、偶然の必然だ。偶然出逢ったようだけど、これってきっと『引き寄せの出逢い』だな。」
と強く感じることが、何回かあったこと。

今までなら見過ごしてしまっていただろうもの(人、物、風景、食・・)をキャッチできたのは・・
未来(とき)の旅クラブで目覚めた『夢の100リスト』を、いつも眺めているおかげかもしれない。
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by mizzypon | 2009-06-15 15:53

スペインからの便り

スペインから便りが届いた。といってもエアメールではなく、電子メール(笑)。
だから、日本からの距離はまったく感じないのだけれど・・・。

送り主は香港人のおねえちゃん、イン。
去年の夏に8年ぶりの再会を果たしたばかりの彼女は今、スペインにいる。
3年間の世界一周一人旅を終えて、去年の6月に香港に帰ってきたばかりだというのに(笑)。
物腰やわらかな見た目からは想像できない行動派なおねえちゃんだ。

2000年の夏、香港に1週間ほど一人旅をした。
とあるボランティア組織を通じて知り合った、現地の友人宅に寝泊りしながら。
その時にお世話になった一人が、このインだ。

滞在中、別の友人に連れられてホームパーティーに顔を出したのだが・・
そこに集っているメンバー(10数人はいたかな・・)のほとんどが、なんと5か国語やらを話せた。
中国語、英語、スペイン語、ドイツ語、フランス語、イタリア語・・・・ 
最多な人だと9か国語、とか言ってたなぁ。
それに中国語、と一言で言ってもそのなかみは地域によって大きく違う。

さすがは香港。さまざまな国の人たちが行き交う、国際色豊かな土地柄なだけある。
「この人たちの脳の中は、いったいどんな構造になってんだろう!?!?」と、
目をシロクロさせながら、まるで宇宙人の輪の中にいるような時間をすごしたことを思い出す。
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メールの送り主、インも4だか5だかの言語を話す。
どの程度をもって「自分は話せる」と言えるのかどうかはわからないけど、
少なくとも私が知っている香港人は謙遜をしない。 謙遜もしなければ、失敗も恐れない。

インは世界一周をする中で、スペインにえらく魅せられたらしい。
かといって今回は動き回っているわけではなく、きちんと就労ビザを得て、
自分の特技を生かして現地で生活するだけの収入を得ているようだ。 こりゃ本気、だな。


日本にいると、彼女のような生き様はなかなか受け入れてもらえない。
そして自分自身も、ここはやっぱり日本人の血なのか、最近はやっぱり安定を求めてしまう。
けれど、いろんな人間模様の仲間に出会えるって、シアワセだなぁと思う。
■は■、△は△。 そんな枠を超えて、いろんな視野が広がる。 
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久しぶりに、外国のにおいに浸りたくなって・・・ 使い古した寝袋をひっぱりだしてみた。
近々、外国のにおいが好きな友達と寝袋パーティーをしようと思っている。
そう、日本の屋根の下で、イモムシのように寝袋に入って語り合いながら眠るつもりだ(笑)
・・・天井の先に、インドやオーストラリアの夜空が見えそうだな~♪
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by mizzypon | 2009-02-10 11:17

叱られたい?

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夫が出張先で見つけたらしいです。

ドライバーの叫び?
管理人の叫び?
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by Mizzypon | 2009-01-20 18:47

秋の日

カメラ片手に、ちょっぴり散歩してみました。
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小学生の下校時間だったのかな、家路にはしゃぐ声が聞こえてきました。
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夕陽がちょうど髪飾りのよう・・・コスモスは嬉しそうに揺れていました。 
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ひと籾、ひと籾。 大地の恵みですね~。  
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週末3日間、関西に行ってきます。 久しぶりの一人旅です。
最近は夫の「旅力」に甘えてばかりな私。 一人旅の感覚を取り戻せるかしら?
メインは土曜日、友人の結婚披露宴です。 十数年ぶりに再会する先輩方も。
すでに色んな思い出が脳裏によみがえってるけれど、何よりも友人の晴れ姿が楽しみです。

せっかくなので他の友人たちにも会いたいのですが、今回は前後に半日ずつの空き時間。
近場をゆっくりまわって、美術館巡りなどを楽しむつもりです。


今回わたしの興味ある場所:
*大阪市立美術館で開催中の『佐伯祐三展』
豊中市にある、『日本民家集落博物館』。
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by mizzypon | 2008-10-09 22:53

旅アルバム 香港(1) 2008.8.11

九州人の訪香には福岡からの直行便が便利だが、今回は諸事情により大阪から飛んだ。
8月10日。 親戚回りとお墓参りを済ませ、午後7時25分長崎発のJL2378で大阪に向かう。
空は厚い雲に覆われていて、その隙間から真っ赤な夕焼けが見えた。
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翌11日、午前10時関空発のJL701にて香港へ。
久しぶりの国際線にドキドキしつつ、私以上に落ち着きのない夫に・・これから4日間の無事を祈る(笑)。
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搭乗後1時間半ほどで機内食。
デザートには2008の文字とオリンピック聖火のイラストが。
本土ほどの盛り上がりはないかもしれないが、香港も馬術の会場になっているので楽しみ。
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約4時間の飛行後、香港国際航空に到着。降機するやいなや、『加油中国』の文字に迎えられた。
『加油』とは「がんばれ」の意味。ジアヨウ、と読む。
自分の知っている中国語に迎えられて、(内容はともあれ)ちょいと嬉しい気分。
空港内にも北京オリンピック関連の吊り下げ旗が沢山みられた。
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この日の香港は、残念ながら雨。
とはいえ先月の香港は大型台風の連続で散々だったらしいから、雨程度ならたいしたことはない。
8年前の訪香で覚えた地名がちらほら出てくる。 なつかしい。
漢字と英語表記ばかりの香港に・・わかっちゃいるけど「なんじゃこりゃー!」を連発する夫。
この反応、きっとこの4日間ずっと続くだろう・・。 がんばってください、ダンナ様。
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香港島の某ホテルに荷物を置いたら、さっそく街へ。 時差は1時間しかないから楽だ。

香港の通行人は信号無視を平気でやってのける。隙あらば!ってかんじで。
つられて歩いて交通事故に巻き込まれたとて、こっちの責任。
「自分たちは絶対に青信号で渡ろうね」と約束しながら街を歩き始めた。
 (3日目あたりからは結局自分たちも信号無視組に入ってしまったのだけれど・・・)

ホテルから5分ほど歩いたところで、庶民的な店を見つけて入る。
店員の誰もが英語は全く話してくれなかったけれど、メニュー表でどうにかなるもんだ。
蜂蜜仕立ての豚肉炒めと牛肉の炒飯で、80香港ドル(1人前約五百円)。
かなり、満腹。 飛び入りの店だったがおいしかった。
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お腹を満たし、MTR(地下鉄)で約10分。 まずは卸売り店が並ぶ下町、上環(ションワン)へ。

香港といえばブランドショップの印象も強いが、夫も私もブランド品にはほとんど興味がない。
今回はできる限り、庶民の生活が垣間見える場所を歩きたいと思ってやってきた。

とはいえ、何処が庶民の場で何処が観光客向けか、と聞かれたら線引きはできない。
ブランド品もニセモノ品も、なんでもかんでもアリな街だから。
そして・・どこにいっても香港人の客引きはかなり積極的。
旅行客とわかれば・・どうかすると腕をつかんで離してくれない。
要らない時にはキッパリと断るべし。 そんな覚悟をしながら、街を歩いてみた。

布類の卸市場(ビルのワンフロアがすべて、布屋だった)
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鳥屋(狭い住宅事情により、香港では鳥や魚類を飼うのが主流だという)
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乾物屋(ありとあらゆる種類にワクワク。でも残留農薬のことがふと頭をよぎり、購入はあきらめた)
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高級な乾物店は外観も豪華。 ちなみに・・・
お土産として人気のホタテの貝柱の干物。原材料は北海道から輸入してたりする(苦笑)。
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ハンコ横丁。 右も、左もハンコ屋さん。 自分の干支を大切にする香港なだけあって
十二支の印鑑もずらりと並んでいた。 
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ひとつ残念だったことは・・。
自分が覚えた中国語が、香港では全くといっていいほど役に立たなかったということ。
大連出身の友達から学ぶ中国語は訛りのある北京語、ここ香港では広東語。
改めて、中国語の奥深さを知った。 そして、日本に帰ったらまた勉強しよう!と強く思った。



そうこうするうちに夕方も6時を過ぎた。
午後8時半に現地の友人2人がホテルに会いに来てくれる予定なので、ぼちぼちホテルに帰る。
帰り道は2階建てバスで。香港ってとこは、建築物もバスも路面電車も・・上へ上へとのびている。
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運よく2階の最前列が空いていた。 雨は続いていたが、見晴らし抜群。
でもアナウンスが全くないので、降車位置を忘れないように地図とにらめっこしながら先へ進んだ。

それにしても香港のバス運転手は、すごい。 なぜにぶつからずに済むのか・・・と驚くほどに
ギリギリまで接近しながら運転を続けている。 慣れとはいえ・・・私には絶対にできない!
下の写真・・前のバスとの距離は、わずか40センチぐらいだった(汗)。
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仕事帰りのラッシュに巻き込まれたのか、ホテルに帰り着いた頃には随分と暗くなっていた。
香港は、夜になれば更にエネルギッシュになってくる。 なんといっても電光の多さがすごい。
8年前には、ただただ凄いと喜んでいた私・・。今回は、電力消費量がやたらと気になった。
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ひと息ついて、約束の時間の少し前にロビーに出る。 すでに、なつかしい顔ぶれが待ってくれていた。 
ジュリアンは6年ぶり、インは8年ぶりの再会だ。 わたしの夫とはもちろん初めての対面。

お兄ちゃんとお姉ちゃんのようなこの2人には、8年前の訪香の時に随分とお世話になった。
なつかしさでいっぱいになりつつ、ちっとも変わっていない二人に嬉しくなった。
初対面でかなり緊張ぎみの夫にも、二人はすんなりと心を開いてくれた。

全く知らない土地を旅するのも楽しいが、こうして知人の居る土地を訪ねるっていいもんだ。
地図を眺めながら、8年前に歩いたストリートや、連れて行ってもらった場所の話に花を咲かせた。
九州男児の夫から「かたじけない」という言葉を伝授してもらった(?)インは、
どうやら3日目の夜にも時間を作ってくれるつもりらしい。 やっぱり、香港のお姉ちゃんだ。

本当ならば午前様になるまで語っていたかったけれど、旅の初日だし2人は明日も仕事。
ジュリアンは風邪っぴきなのに来てくれて・・・2人とも本当にありがとう。
別れを惜しみつつ、ハグをしてお別れをした。 


また、いつの日か会えますように・・・。



明日は香港最古の道教寺院マンモーミュウや、
香港島・九龍島の景色を一望できるビクトリアピーク、
露店がびっしりと並ぶ女人街へ。

入浴もそこそこに、すぐに眠りについた。
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by Mizzypon | 2008-08-16 23:46

旅アルバム ミステリーツアー 2008.8.3

青春18きっぷで1日旅をした。
行き先は・・わからない。  夫が好きな「ミステリーツアー」だから。
こんな日は、なにをどう尋ねても行き先を教えてはくれない。

いつもなら楽しみでワクワク。
でも正直言うと・・この日は前日から気乗りしなかった。
予定では全行程を各駅停車&快速列車で進むらしかった。
でも、私が数日前からの体調不良を引きずっていて、朝のスタートがうまくいかず。

身体が重いままで、正直・・・気持ちが前を向いてない。
すごく楽しみにしていた前日のコンサート「HOME」さえも、諦めて行けなかった。
いくら旅好きの私でも、行きたくない日もあるもんだ。

それでも夫は私を連れ出したいらしい。

うーーーん。 
ここで無理すると、一週間の予定に響かないかなぁ・・。
なんてことも頭の片隅によぎりつつ・・、まぁ、自宅の猛暑部屋にこもっているほうが
よっぽど具合悪くなりそうだな・・とも思って連れて行ってもらうことに。。


朝のスタートが遅れた分、博多までは特急を使うらしい。
ひとまず武雄温泉駅から各駅停車に乗り、肥前山口駅より特急かもめに乗車。

特急かもめ、大好き。 外見も内装も、シンプルかつ快適。
それになんといっても、特急つばめの先頭車両には楽しみがある。
運転室と客室の間の大きなガラスが、駅のホームに入るたび瞬時に曇りガラスに変わる。
これが・・・、本当にあっという間のできごとで、まるでマジック。
毎度のことながら、ドキドキしてしまう私(笑)。

このワクワクのおかげで、調子のでなかった身体も段々と元気を帯びてきた(笑)ような気がした。


そして、博多からはいくつかの列車を乗り継ぐ・・・んだと思う。 きっと。
いつもの旅なら、添乗員モードの夫が出発前に
「何処で降りて、何番ホームの何時発の、どの列車に乗って・・・」と細かな指示を出してくれる。

でも、ミステリーツアーと名のつく日には、先が本当にまったく分からない。
常に夫の行動を横目に見ていないと、人ごみに消えていってはぐれてしまう。

・・・もう・・・、体調がよくない上に、普段は要らないような神経も使わなくちゃならない・・。
小倉に着いたあたりで、早くもちょっと調子が出なくなってきた。
もともと人ごみが、とても苦手。 地下街とかに入ると、とたんに息苦しさを感じてしまう。

夏休みの、しかも日曜日とあってホームには人がわんさか。
あ~、ちょっと・・・やばいぞ・・・。 ちょっぴり脂汗が出てきたぞ・・・。
それでも、せっかく私を楽しませようとアイデアを練ってくれた夫のことを思うと、
やっぱりちょっと我慢してでもついていってみようと・・・。



下関に着き、ようやく夫がなにをしたがっているのかが見えてきた。
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金子みすず、だな~。
私が、俄然げんきになる。 なんてゲンキンな嫁だこと(笑)。

でも、夫は童謡やら詩やらには全く関心を示さない人。
だとしたら・・・私が金子みすずの詩集を読んでるとこなんて
夫はいつの間に、気づいていたんだろう。
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山陰観光列車「みすず潮彩」は海に沿って約2時間の旅。
アールデコ調にデザインされた車両の乗客席は海に向かっていて、雄大な海岸美が楽しめる。



実は、数ヶ月前から、誰にも相談できない悩みをひとつ抱えている。
いや・・正しくは、某所でちょっとボヤいたけれど。
それが、ずっとずっと心にひっかかっていて、でも吐き出せる場所がなくて・・・
「あー、海をみたいなー。地平線みたら気持ちいいだろなー」なんて、何度となくつぶやいていた。
悩みを自分から聞こうとはしなかったけれど、こうしてさりげなく海を見せてくれたダンナさま。 


本当にありがとうね。


   ◆   ◆   ◆   ◆   ◆



午後1時前ぐらいに、終着駅へ。 行き着いた先はやっぱり山口県長門市だった。
26歳で亡くなった日本の詩人、金子みすずさんの生まれ育った地。
いつかは行ってみたいなぁ~と思っていた場所。

駅のそばで遅めの昼食を済ませて、金子みすず記念館に向かった。
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じっくりと、ゆっくりと、みすずさんの詩に浸っているうちに
心がとても穏やかになって、身体が随分と軽くなったように感じた。
とても、とても心地よい空間だった。

一番好きなことばは 『私と小鳥と鈴と』 の中の 「みんなちがって みんないい」 という一行。
自分が病床に伏していた頃に出会ったことばで、それからずっと色んな場面で私を支えてくれている。


世の中には こんな感受性豊かな人たちが沢山いる。
それを言葉にできる人もいれば、絵画にできる人もいれば、音楽にできる人もいれば・・・。

でも、たとえその感受性を形にはできなくても、
人はそれぞれに色んなことを感じながら生きている。
学校の通知表には表せない部分に、もっともっと光があたるような・・・
そんな世の中であってほしいなぁ・・・。  そんなことを、ふと思った。


町の中には、金子みすずさんの詩が至るところにあふれていて、
普通の民家の軒下なんかにも、木板に書かれた詩がさりげなく下げられていて。
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下車した仙崎駅には、とりわけ観光めいた空気はなかったけれど・・・
かまぼこの産地らしいアイデア。 駅の待合室には色んな色に塗られたかまぼこ板が置かれていて
「どうぞ、ご自由にメッセージをお書きください」と。 その集結の形が、上の壁画。

近づいてみると、1枚1枚の板に色んなメッセージが書かれている。
夏の終わりには、町のあちこちにいろんな絵が仕上がっていくらしい。
列車は2~3時間に1本ぐらいだったけど、なかなかいい町だったなぁ。

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帰路の小倉駅では花火大会に向かう人ごみの熱気にやられて、ついに過呼吸が出てしまった。 
なんで・・・都会はこんなに人間がウジャウジャしてるんだ・・・。
・・・って、今日は自分もその中の一人なんだってばさー。 
そんな、しょうもないことを思いつつしばらく身動きが取れなくなって、
結局トイレにかけこみ、この日の昼食も全部無駄にしてしまって・・・。

夫はこんな時、私を放って何処かに消えてしまう。
それが、とてもとても不安になるのだけれど・・・ 
最初は、これが本当に辛かったのだけれど・・

さすがに結婚3年目ともなると、なんとなくその理由が分かってきた。
そばにいると、私が具合悪いくせにそっちに気を遣いすぎるから。 
自分の調子は自分でコントロールして、時間をかければどうにかなるって分かってきてるから。

甘えて育ったばかりの世間知らずな私。 ワガママさは相変わらずだけれど、
夫の放任主義(?)で、私も少しは強くなってきたかも(笑)。
そうこうしながら、いつの間にやら夫は博多からの特急切符を手配してくれていた。
さすがに鈍行列車で帰るのはしんどかったので、こういうさりげなさに感謝。


そして、結果オーライ。
無事に帰りついたし、夜もちゃんと眠れたし。

でも無理はいかんね。 かえって周囲に迷惑をかけちゃうから。
本当に休むべきときには、しっかりと休むべし。 
でも今回は、行って正解だったよ。
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by Mizzypon | 2008-08-05 11:43

楽しみを、楽しむ。

旅人への案内を、楽しむ。
見慣れた風景が新しいものに変わる。
見えなかったものが、見えてくる。
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                    (いろえ工房にて:武雄市山内町)




味噌づくりを、楽しむ。
なじみのある味へ・・・じっくりと、じっくりと。
半年後のお味噌汁が待ち遠しい。
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                    (西有田の婦人の家にて)e0147092_22464286.jpge0147092_22435122.jpg 





















ローカル列車の旅を、楽しむ。
聞こえてくる言葉の響きだったり、
車窓から見える、聞きなれない駅の名前だったり。
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                    (山陰観光列車「みすず潮彩」の停車駅にて)




朝の掛け軸を、楽しむ。
東の空から差し込む光と、ベランダの植物のコラボ。
ほんの15分ぐらいだけれど・・・だから、いい。
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                    (我が家の居間の壁)




窓枠を、楽しむ。
なんてことない風景が、一枚の絵になる。
切り取ってみるって楽しい。
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                    (「古式そば大和」にて:有田町)





明かりを、楽しむ。
なぜだか影にハートがいっぱい浮かんでいるのが・・
ちょっと嬉しいひとときなのでした。
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                    (「古式そば大和」にて:有田町)



そして今夜の楽しみは・・・ Something Nice なのでした。




   ◆ memo ◆

◆ いろえ工房 佐賀県武雄市山内町宮野1829-8  電話 0954-45-2000
   いろえ工房のHPはこちら 

◆ 山陰観光列車「みすず潮彩」 しものせき観光案内HPに詳細あり

◆ 金子みすず記念館 山口県長門市仙崎1308   電話 0837-26-5155  
   記念館オフィシャルウェブサイトはこちら

◆ 古式そば大和 佐賀県西松浦郡有田町大木宿乙821-1  電話 0955-46-3170

◆ Something Nice 金子みすず童話集/D.P.ダッチャー訳 /JULA出版局
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by Mizzypon | 2008-08-04 22:40

Revisit HK

来月、香港に行ってきます。 8年ぶり、2度目の香港です。
燃料サーチャージが気になりましたが、うまいこと格安航空券が手に入りました。

2000年の夏に訪れた時には、3つの家庭に泊めてもらって1週間。
バックパックによれよれのTシャツとジーンズで、裏通りやらをウロウロと。
どうみても、お金持ちの旅行者には見えなかったはずです。
何度となく中国語で話しかけられて、だけどなにがなんだか、サッパリ。 
英語で返答しても、路地裏のおじちゃんおばちゃんにはなかなか通じない。 あぁ・・・。
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でも、なんとかなるもんですな。  身振り、手振り、筆談・・
なにを、どうしたかだなんてもう覚えていませんが・・・
帰る間際には、友達のばぁちゃんと、お互いに涙を浮かべながらハグしました。
このばぁちゃんとは、会話はおろか筆談さえまったく通じませんでした(笑)。
だけど、不思議なものですね。 身長が私より20センチ以上も低いばぁちゃんが
背伸びしながら私の頭をなでてくれたこと、今でも覚えています。
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私は、よく中国人と間違われます。 きっと、顔のつくりが似てるんでしょうね。
まぁ、九州と中国大陸はとても近いですしね。
ルーツをたどれば、もしかしたら中国大陸につながるかもしれません。

今回、「中国本土へ・・?」とも頭によぎりましたが、
自分の直感が「香港へ行け」というので。 直感って、案外あなどれないもんです。

中国語の響きがとても好きです。 意味はさっぱりわからなくても(苦笑)
・・・とはいえ、広いひろい中国。 香港だと・・どうなんでしょうね。
語学本どおりに発音してみても、中国人の友達には通じないこと、多々。
通じないという状況も、楽しんできちゃいます。 きっと何とかなるさ、あっはっは。
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今回は海外に不慣れな夫も一緒なので、さすがに一般家庭を泊まり歩きはしません。 
でも、現地の友人たちが案内役をかって出てくれました。 
観光地よりも、香港の人たちの生活臭を感じられるところに行けるのが楽しみです。

昨夜はジャッキー・チェンの映画を観ました。 おもしろかったなぁ。
一番好きなのは、やっぱり『酔拳』。 物まねできますよ私。アルコール入ってなくてもね(笑)

あんな高層ビルに、いまだに竹を使って足場が組まれていること・・ 本物を見ても驚きです。
地震の多い日本ではちょっと怖い光景ですが、香港の景色には竹が必須だな~。
来月は、いったいどんな景色や、どんな人間模様が見られるのか、ワクワクしています。

今回も荷物は最低限しか持って行きません。 買い物ツアーに行くわけじゃないから。
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前回の滞在中、仲間のパーティーに連れて行ってくれた友達がいました。
集まっている方々はほとんどが5~7か国語を流暢に使いこなす人ばかり。
フランス語に英語にドイツ語、スペイン語、中国語・・・。
長崎ちゃんぽんももびっくりな混じり具合に、もう・・・唖然としましたよ。 

でも、人間やれば何だってできるんじゃ?とか、みょうなポジティブさで納得した夜でした。
その友達はその後、佐賀にも遊びに来てくれました。  
香港のにぎやかさとは正反対の、のどかな佐賀の風景にびっくりしていましたが
有明海の珍味にチャレンジしてもらったりして、なかなか楽しい思い出ができました。


実家で暮らしていた頃には、国内外問わず色んな友達が泊まりにきてくれました。
半ば事後承諾状態で友達を連れてくるので、両親はたじたじでしたが・・・
気がつけば、私はそっちのけで大笑いしてたこともありましたねぇ(笑)

気負いせずに、お布団を提供できるのは・・自分が旅先でもらった、ホスピタリティ。 
不安でいっぱいな時に、声をかけてもらってどんなに嬉しかったか。
国際交流のボランティアで私の源になっているのは、きっとこれなんだろうなぁ。


今は結婚して狭いアパート暮らしなので、友達を泊めるまでには至りませんが
いつの日か、またいつでも誰かが気楽に泊まりにこれる部屋を設けたいなぁと思っています。

人の出入りが多い家庭って、なにかと大変なこともあるけれどやっぱりいいもんですよね。 
風通しがいいっていうのかな、ときどきお客が来れば部屋もある程度片付きますし(笑)



さ、今回の直感が私にどんな出会いをもたらしてくれるのか・・・
香港4日間、全身で満喫するぞぉ ☆☆☆
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by Mizzypon | 2008-07-28 13:50