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邂逅(かいこう)

もうすぐ、五ヶ月目に入る。
            あ、お腹のほうは・・・まだないです。 願いはなかなか通じません・・(汗)

で・・・。 五ヶ月目に入る。

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一日一枚、はがきを書くこと。 
今週末がきたら、五ヶ月目に入る。

飽き性の私にしては珍しいことだ。 
自分でも、ちょっと驚いている。

一日5分~10分。
いろんな思い出を浮かべながら。
いろんな喜びを感じながら。
時には祈りを込めながら。

はがき道が人生をどう変えてくれるか。
そんなことは、まだよく分からないけど。
「道」というには・・・まだ四ヶ月だけど。

少なくとも・・・続ける意味のあることだ、
ってことぐらいはちょっぴり分かってきた
・・・ような気がする。・・かな(笑)


3月に書いた、中学校時代の恩師へのはがき なんとも不思議な出来事へとつながった。
先月中旬、この恩師とバッタリ再会したのだ。 

はがきを書きながら「いつか会いたいなぁ~」と思っていたら・・・2ヶ月後には叶ってしまった!
いったい何年ぶりだったろう。 偶然なんだろうけど必然みたいな、そんな嬉しい再会だった。
はがきのやり取りのおかげで、会話は何の違和感もなく進んだ。 

今度、先生と一緒にお茶しに行く予定。
この先生にはがきを書くきっかけをくださった、北方町のわらべで待ち合わせようと思っている。



20代の頃から、手帳にはいつも数枚の絵はがきを挟んでいる。
出先でちょっとした時間が空いたとき、ふと浮かんだ相手に書けるように。

去年の夏に書いた、そんなふとした一枚。このはがきもまた、懐かしい再会のきっかけとなってくれた。
10日後に、約10年ぶりの友と会う。でもきっと、10年ぶりだなんて思えないような再会になると思う。
これから、その彼女に頼まれた原稿を仕上げる。・・といっても300字程度だが。 
再会のときを楽しみに、今日はいつも以上に想いを込めて書きますぞ♪

再会のご縁に感謝、ご縁がくださった機会に感謝。 

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はがきを書く相手の中には入院中の人もいる。
こんな日には・・「お元気ですか?」とは、書かない。 
何気ない風景や、田舎道で見つけたものを写真はがきにして送る。 送っている。

ある方のお見舞いに行くと、病室からの景色は海がキラキラと輝いていてとても美しかった。 
でも・・・ご本人にとっては、辛い美しさだった。 
今年の桜はとても美しかったが、この人は言った。 「散り際がはかなくて、見るのが辛い」と。
「来年の桜は・・・見られるだろうか・・。」 そう言いたげな表情を見るのは苦しかった。

続く道路、走る車。蟻んこのように見える、人間。
「なんで、自分はこんなとこにいるんだろう・・・」 
病室から眼下を見ては、悔しさでいっぱいになるという。

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はがきを送ったからって、病気には勝てない。 何の力にもなれない。
だけど、書こうと思う。 続けていこうと思う。





     『邂逅(かいこう)』 (1)・・〔しばらく会わない人に〕思いがけない所で(機会に)会うこと。
                  (2)・・〔人生の途上における〕出会い。めぐり会い。
                                               (新明解国語辞典より)

by Mizzypon | 2008-06-05 09:32


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