災害用伝言ダイヤル(音声)、災害用伝言版サービス(文字)。

九州北部地方、山口エリアの豪雨では、自然の猛威をまざまざと見せられた。

今朝になり、気になっていたいくつかのお宅に恐る恐る電話を入れた。
今のところ自分の知人のところはすべて、命に別状なく、ほっとしたところ。
とはいえ、ご自宅周辺や生活道路の被害はかなりのもので・・・

被災の方々には、心よりお見舞いを申し上げます。
復旧活動に携わっておられる方々には、極度な疲労の中での作業に心よりお礼申し上げます。


さて、今日のタイトルについて。

携帯電話の普及めざましいけれど、今回のような災害時には
大多数の人々が個々に安否確認を行うために、電話網が輻輳状態になることがとても多い


「新年あけまして・・」の年末年始の輻輳状態はともかく、災害時の輻輳状態はとても不便だ。
携帯電話など、便利なものに慣れきった生活を送っているから・・余計に不便を感じる。

e0147092_10113578.jpg私自身、こういう時には気がかりな仲間の方々の安否を少しでも早く確認したい。 

けれど自分が電話を入れることが、その方の一番大切な家族との電話ラインを一時的に遮断するわけだし、使った分だけ、相手の携帯電話の充電は減っていくわけで・・ そういった諸々のことを考えると、自分の身内以外に対しては安易に電話やメールを入れるのは控えている。


そして、そういう時にいつも財布に入れている紙を、再確認する。
「災害用伝言ダイヤル」や「災害用伝言板サービス」だ

これらは、阪神・淡路大震災で起こった長期間の電話輻輳状態をきっかけに開発された。

平たく説明するならば、かつて駅で見かけたような伝言板が電話ライン上にある、という状態。
「災害用伝言ダイヤル」は音声で、「災害用伝言板サービス」は文字でのやりとりを行う。
安否を知らせたい者安否を知りたい者が、音声や文字で「伝言」を記録または再生して確認しあう。

それぞれの個人の電話同士でのやりとりをしない分、
電話網全体としての輻輳状態を極度に減らせるのが最大の利点だ。
詳しいことはWikipediaにも載っているし、電話会社でも使い方を教えてくれる。


e0147092_10243796.jpgこれらのサービスの名前を、耳や目でご存知の方は多いと思う。
災害が起こると、テレビやラジオで、このシステムの利用方法が流れる。

とはいえ具体的にな使い方を、日ごろから意識している人は案外少ないし、緊急事態にそれをうまく活用していない人はまだまだ多いと思う。
必要な時になって慌てて使ってみても、仕組みがいまいち分からずに相互連絡がスムーズに行かないこともある。


事が起こってから、あわててこういうシステムの使い方を学んでいては、間に合わない。
常日頃から家族や仲間同士で、これらの使用方法を学んでおいて、絶対に損はないと思う。




ちなみに毎月1日は、この災害用伝言ダイヤルの体験利用ができる。
ちなみにちなみに、2007年からはお正月の三が日にもこのダイヤルが設置されているそうだ。
(ということは、若い世代には、このシステムをすでに体験した人が多いかもしれないなぁー)


阪神・淡路大震災が起こった1995年、私は関西圏に住んでいた。
神戸エリアほどの恐ろしい体験こそしなかったものの、
あれ以来、天災の怖さをいつも心のどこかに置いている。

あのころは、まだ今のように携帯電話の普及はめざましくなかったので、
固定電話での安否確認がほとんど。 あの時は電話の輻輳状態が5日間ぐらい続いた。

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もうすぐ8月。 
身内の安否確認が何日も遅れて入ってきていた時代のことを思うと・・・
現代は本当に便利な世の中になった。

便利になりすぎることに、私はいつも恐怖や危険を感じる。
けれど、その一方で今回書いたようなシステムは、知っておいて損はないと思う。
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by mizzypon | 2009-07-27 10:34


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